神奈川県でオリジナルデザインの注染手ぬぐいを作られているアトリエラヒヨさん。
注染とは、明治に生まれた日本にしかない染めの技法です。
デザインと染めに使用する型紙の手彫りをご自身で行い、注染による染めは日本の職人さんが行っているそう。
独特の優しい風合いや、柔らかな美しいボカシが特徴で、うつわと同じく一点ごとの個性を楽しむことができますよ。
型彫り
型紙は、数枚の和紙を柿渋で張り合わせて作られた「渋紙」を、デザインに沿って専用の道具で掘り上げて作ります。
掘った型紙は模様を染める道具として使われます。
注染
明治に生まれた日本にしかない染めの技法です。
長いさらしの記事を蛇腹上に重ねてその上から線量を注ぎ込み、30~40枚の手ぬぐいを一度に染めます。
1枚の型で2色以上の色を染め分ける場合は、糊を入れた筒で堤防を作り、違う色の染料を注ぐ「さしわけ染め」をします。