altoyo online storeで取扱ううつわは、日本全国の作家さんの手で、一つひとつ丁寧に作られています。
そのため、大きさや仕上がり具合に個体差があります。下記をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。
作家もののうつわは、手仕事ならではの個性とあたたかみが魅力です。ぜひその魅力もお楽しみくださいませ。

 

【粉引のうつわ】

粉引のうつわは、土の上に白い化粧土を掛けて作られています。
この化粧土は水分を吸いやすい性質があるため、ご使用前に水やお湯に浸すと、その部分に水分が染み込み、グレーや濃い色のシミのように見えることがあります。
これはうつわが割れたり汚れたりしたわけではなく、水が浸透したことによる一時的な現象ですので、うつわが完全に乾けば目立たなくなります。


【大きさ・形状】

当店で扱ううつわは、作家さんが一つひとつ手作業で成形し、釉薬を掛け、窯で焼き上げています。そのため、同じデザインでも、大きさや形、重さ、色の濃さ、模様の出方などに微妙な個体差が生じます。
これは機械では作り出せない、手作りならではのあたたかみであり、世界に一つだけの個性としてご理解ください。

▼大きさ・形状の一例です。同じ商品でも、大きさやたわみ方に個体差があります。


【貫入】

貫入とは、陶器の表面にある釉薬の部分に生じる細かなヒビのことです。
これは、焼成後の冷える過程で、陶器の素地と釉薬の収縮率の違いによって自然にできるもので、うつわが割れているわけではありませんのでご安心ください。
貫入に色が染み込むことで、うつわの表情が変化していくのも陶器の大きな魅力の一つです。

▼貫入の一例です。


【目跡】

目跡とは、うつわを窯で焼く際に、うつわ同士がくっついたり、窯の台に直接触れてしまったりするのを防ぐために、小さな粘土や道具(目)を挟んだ跡です。
多くはうつわの高台(底)部分に見られる小さな突起や、釉薬が剥げたような点として残ります。
これも焼成工程で生まれる現象であり、手作りのうつわであることの証とも言えます。ご使用には全く問題ございません。


【釉薬の濃淡】

釉薬は、うつわの表面を覆っているガラス質のコーティング剤です。
これを掛ける量や、窯の中での温度・炎の当たり方によって、釉薬の色合いが均一にならず、濃い部分や薄い部分、またムラのように見えることがあります。
この釉薬の濃淡こそが、うつわに奥行きのある豊かな表情を与えています。

▼釉薬の個体差の一例です。
一つひとつ掛かり具合や濃淡が異なります。

また、同じ釉薬でも、窯の中での温度・炎の当たり方によって、下の写真のように色合いが異なる場合があります。

【ピンホール】

ピンホールとは、焼成時に釉薬が溶ける際、素地や釉薬に含まれるわずかな気泡が弾けてできる小さな穴のことです。
針で突いたような、ごくごく小さなへこみとして現れます。
ご使用には全く影響はございませんので、小さな表情の一つとしてお楽しみください。

▼ピンホールの一例です。


【小さな黒点】

うつわの表面や内側に、ごく小さな黒い点が見られることがあります。
これは、陶土の中に含まれる鉄分が、焼成時に赤黒く変化して表面に現れたものです。また、窯の中の小さな灰が付着して黒点となることもあります。
自然の素材を活かした、陶器ならではの味わい深い景色としてお楽しみください。

▼小さな黒点の一例です。


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